今回は先日亡くなったハヤテ君について
16日18時半頃、7年半飼ってきたデグーのハヤテ君が急死しました。
2016年タロウ君がまだ生きていたときに彼はやって来ました。パイド柄の可愛い彼はとても臆病でずっと慣れてくれませんでした。それでもここ1年ほどは加速度的に距離が近づきとても楽しい日々を送ることが出来ていました。
年が明けてからは自主的に手に載るようになって私を非常に喜ばせてくれました。
しかし、昨年年末頃から、たまに苦しそうな様子を見せること、もともとウンチが細かったのが最近更に小さくなってしまっていたこと、水を余り飲まないことから、昨年12月くらいからケージにカバーを付けたりシートヒーターを増やしたり、ケージの足回りを再配置したりしていました。
年が明け、徐々に調子を取り戻しうんちがこれまでで一番ちゃんとしてる様子を見て安心していた矢先のことでした。
夕方、ケージの掃除を行っていました。
私はステージを水拭きし、ハヤテ君は部屋ん歩し、ストーブの前で暖を取っていました。ハヤテ君は突然具合が悪くなったのか姿勢を崩します。ご存じの通り、小動物が苦しい様子を見せるのは余程のことです。彼はケージに戻りしばらくした後、大きく鳴き走り回ります。
パニックを起こしたように走り回るハヤテ君を、私は捕まえようとしますが、彼は私の手を見て更に逃げ惑うため捕まえられません。
そして、困惑し名前を呼ぶしか出来ない私の目の前で彼は倒れ、死んでしまったのです。
私は困惑し、しばらくは呆然とするしか有りませんでした。
そのうち涙がこぼれてきました。泣くことしかできませんでした。
祖父母や親友が亡くなったときにも涙が出なかったのに、ペットの死に涙が出る私は何かおかしいのではないかと思ったりしながら泣きました。
次の日仕事が有ること、晩ご飯や風呂のこと、彼の葬儀のこと、などなど様々な事が一気にあふれました。
2時間ほど感情的な時間が過ぎ、私は動き始めます。風呂に入り食事を摂り明日の仕事の準備をします。
しばしば彼の亡骸が動いたように見え、振り返りますが、そうなりません。
何かする度に私は彼のことを考慮に入れて過ごしていたのだと気付かされました。
ドアを開けるとき、夜中にトイレに行くとき、ご飯を食べるとき、買物に行くときetc。
その夜、ハヤテ君をケージのベッドに横たえ、翌日の夕方埋葬しました。
昨日、3Dプリンターで墓標を作りました。光造形の3Dプリンターですが、ABS樹脂風なので、屋外でもしばらくは保つでしょう。
彼の死もつらいですが、悲しいことがあります。
私はもう新しいペットを飼いたいと思っているのです。酷い話です。
彼の魂に誠実では無いと思いながらもです。人が知れば後ろ指を指すかも知れません。しかし、話しかける相手が居なくなり、彼のことを思い出してキツくなるのです。逃避なのかも知れません。
どれくらいの時間をおくべきなのか、私には分かりません。
ただ、もう少し心が平穏になるまでは間を置きたいです。そうでないと彼が可哀想だと思うのです。
新しいペットにも悪いと思います。もっとニュートラルな気持ちで迎えて上げたいです。
でも、一人はきついです。
ハヤテ君有難う。一人はキツいけど、君には前を向いて輪廻の旅をしてもらいたいです。
君の魂が、次の人生ではもっともっと幸せでありますように。